自分自身をアピールしたり、ビジネス上の付き合いの幅を広げる手段として、古くから使われているのが名刺です。連絡先をすぐに調べられる、相手に社名や氏名を覚えてもらえるなどの、たくさんのメリットを持っていますが、ただ渡すだけでは相手に覚えてもらえません。相手がたくさんの名刺を自分以外の人から受け取っている可能性があり、名刺の山の中から自分のことを覚えてもらうには、それなりのテクニックが必要です。世の中には上手に名刺を渡すテクニックを持った人がいます。その人のテクニックを真似することから初めてみて、成功をおさめる努力をしてみましょう。基本的にどのような相手にも通じるテクニックですので、色褪せることなく、自分が年をとっても長く実力を発揮してくれます。

ビジネスマナーを身につけるのが基本

名刺を差し出すときには名前を覚えてもらうことも重要ですが、何よりもビジネスマナーがなっていないと相手に嫌われたり、信用されなくなりますので気をつけてください。渡す際にはぶっきらぼうな態度をせず、軽く笑顔を作り、お辞儀をして差し出すのが基本です。片手で渡してはいけません。両手で丁寧に差し出すようにしましょう。差し出す位置は胸の高さくらいがちょうどよいです。名刺に印字されている文字を指で隠してしまわないように、相手が読みやすいように渡してください。相手が文字を読める向きで渡します。逆さまで渡すのはマナー違反です。単に差し出すだけでなく、自分の名前や社名、所属部署などを名乗って渡すと、覚えてもらえる確率が上がります。立場の低い人から目上の人に対して、先に名刺を差し出すルールも覚えておきましょう。

同時に交換する場合と必ず覚えておきたいポイント

一方的に渡す場合のみに限らず、相手からも同時に交換されるシーンはよくあります。相手が先に差し出したなら、相手のものよりも低い位置で差し出すと、印象が良くなります。同時交換の場合は片手で渡してもマナー違反にはなりません。右手で渡し、左手で受け取るようにします。机を挟んで渡すのは印象がよくありませんので、机を挟まない位置に移動します。渡す際に必ず覚えておきたいこととして、名刺は切らさずに持ち歩くことが重要です。せっかく相手に名前を覚えてもらえる機会を失いかねないからです。在庫には常に余裕を持たせるために、早めに印刷会社に注文することをおすすめします。スムーズに差し出せる場所に携帯しておくことも大切です。取り出すのにまごついていると、相手を無駄に待たせてしまいます。